2009年06月18日
レッテル思考
レッテル思考とは、人・物事に対して自分が貼ったレッテル、あるいは他者によって貼られたレッテルだけで、人・物事に対する評価・判断を決めてしまう思考。人や物事の内実や実態を、ひとつひとつ自分自身で確認しなくても判断できると思い込んでいる思考形態。
ひとつひとつ個別の内容を具体的に検討していないので、実態にそぐわない判断となることが多く、様々な問題を引き起こすことが多い。この思考形態をしている者は自分がそのような思考をしているとの自覚が無いことも多いだけに問題は根深く、レッテル思考をする者の行動は、人権問題や社会問題の原因ともなりうる。
レッテルを貼る者の中には、最初から悪意でニセのレッテルを貼る(=デマを流す)者もいるので、他者が貼ったレッテルを鵜呑みにする傾向のある者は、本人の自覚は無いまま共犯者となってしまう場合がある。
政治の世界等では、国民・市民を意図的にレッテル思考へと誘導することで世論を操作するようなことをする者も多い。
類義語として「カテゴリ思考」という言葉もある。
「レッテル貼り」とは、人や物事の多様性を無視して、単純な類型(パターン)の枠組みで捉えて、その類型の名前で呼ぶこと。
例えば、野球の練習をしている人が、ある日初めてキャッチボールした相手の最初の数球のコントロールが悪かっただけで「あいつはノーコンだ」と言ったりすること。(実際にはコントロールが悪い時があっても、反対に抜群に良い日が続く人かも知れない)
あるいは自分に数度ウソをついた人のことを「あいつは詐欺師だ」などと言うこと(実際には、何らかの深い事情があって数度だけウソをついたのかも知れない。この場合「あの人は私に数度ウソをついた」という表現ならば事実であるが、「詐欺師」と表現してしまっては、その言葉(レッテル)が持つ典型的なイメージと、数度だけウソをついたという事実が、合致しないのでレッテル貼りである。
因みに、何ら盗みもしていない人のことを「あいつは泥棒だ」と言ったりするのは、ただのレッテル貼りというよりは、むしろデマやウソや名誉毀損に近い。
レッテル貼りがもちうる効果を社会学的に研究するのがラベリング理論と呼ばれる方法論である。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
レッテル貼りというのはあまりいい行動ではないですね。
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